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19禁アニメの味見でもしてみる? 2024年1月期アニメの感想

アニメを視聴する層には、さまざまな楽しみ方があります。記者である私は毎週放送されるエピソードをチェックしていますが、周りでは完結してから楽しむことを好む視聴者も多いです。

 

 

その理由としては、序盤のインパクトに比べて尻すぼみになるアニメが嫌で、全体的な評価を見てから判断したい人や、単純に面白いものは一気見することで没入感が高まり、集中できるという人もいます。

 

あるいは、もっと単純に毎週チェックするのが負担で、他の人が良い評価をしている信頼できるアニメだけを見たいという目的もあるでしょう。一気見する方や、完結した作品の評価が気になる方のために、1クールでチェックしたアニメの簡単なレビューをしたいと思います。

 

ちなみに、私の場合、アニメの好みに大きな偏りはありませんが、あえて言うなら、純愛、ロマンス、スポーツ、SF、バンド(音楽)系は、クオリティに関係なく最後まで見ることが多いです。代わりに、ヒロイン争奪戦ラブコメや異世界転生ものについては評価が辛口になるかもしれないので、ご了承ください。途中で視聴を止めた作品については、後述します。

 

評価については、私の主観的な考えで書いていますが、5点は数十年経っても思い出す作品、4点は今年のトップを争える作品、3点は楽しく鑑賞できる秀作、2点からは見どころはあるものの、残念な点が残る作品、1点は期待外れだったり、粗が多い作品を基準にしています。実験的な演出が入っていたり、作画に特徴がある場合は、少し点数を上げたりもしました。

 

 

完走した作品の評価

 

◆ 葬送のフリーレン

 

 

 

ジャンル :ファンタジー、旅行

 

評価 :★★★★☆

 

一言レビュー :原作メディアミックス化の素晴らしい事例がまた一つ

 

簡単なレビュー :前期から話題だった葬送のフリーレンが無事に最終回を迎えました。監督の斎藤圭一郎は、ぼっち・ざ・ろっくに続き、フリーレンでも連続ホームランを放ち、地位を確立しました。

 

個人的には、原作で不足していた部分を強化し、動く絵としての価値をうまく表現した作品だと思います。監督の繊細な演出が非常に際立っていて、例えば9話のフェルンVSリュグナーの戦いで、16分頃に登場するフェルンの少しステップを踏むような動きをポイント作画で描いているのは、監督のセンスではないかと思います。

 

OSTの使用と演出は、調和のとれたレベルを超え、同時期に匹敵する作品がないほどのクオリティです。原作で主な批判点だったアクション作画も、見事にリワークされています。

 

背景美術、カット演出、人物作画、ストーリーすべてに高い評価をつけたいです。本格的なファンタジーが好きな人なら楽しめるでしょう。

 

短所としては、原作自体の問題でもありますが、意図的にテンポが遅いエピソードが途中に挟まれていたり、主人公であるフリーレンとフェルンのどちらも感情の変化が大きくないキャラクターであり、作中の雰囲気も穏やかな感じなので、刺激的な味は不足しています。テンポの速いアクション漫画が好きな人には、あまり合わないかもしれません。

 

 

 

 

◆ 魔法少女にあこがれて

 

 

 

ジャンル :百合、魔法少女、コメディ

 

評価 :★★★☆☆

 

一言レビュー :制作陣の挑戦精神を高く評価

 

簡単なレビュー :今期の話題性で言えば、この作品は外せないでしょう。まず、19禁要素が出てくる、それも非常に濃厚なレベルで描写される作品なので、この手の作品が苦手な方はすぐにスキップしてください。

 

アニメーションで個人的に高く評価する部分として、演出面で制作陣の意図が明確に表れていることが挙げられますが、魔法少女にあこがれてはその点では満点に近い点数をつけたいです。

 

残念な点は、典型的な低予算アニメなので、高いレベルの作画や動画、または音楽や演出的な効果を期待するとがっかりするかもしれません。静止画も多く使われ、作画クオリティも一定ではありません。アクション動画演出はほとんどないと言ってもいいでしょう。しかし、このような短所を覆い隠すほど、視聴者層が求めていた欲望を誰よりも画面でうまく表現した作品ではないかと思います。

 

作品性としては良い評価はできませんが、SM、百合、19禁のキーワードに関心があるなら満足できるアニメです。特に効果音(肌と肌が触れ合う音とか、液体が滴る音とか)にはかなり力を入れていると思います。

 

ちなみに、この作品のせいで、同時期に放送された魔都精兵のスレイブや結婚指輪物語など、似たような路線の作品が苦戦することになりました。

 

 

 

 

◆ 薬屋のひとりごと

 

 

 

ジャンル :ミステリー、医学

 

評価 :★★★☆☆

 

一言レビュー :それらしい医学推理物、蓋然性を高める登場人物たちの美貌

 

簡単なレビュー :3000万部を突破した作品だけあって、ストーリー自体のパワーだけで夢中になれる作品でした。作画面では常に安定した作画を見せており、劇中の人物が着ている衣装や化粧のディテールが良かったです。上下関係が明確になっている宮中を舞台にしており、他の後宮たちとの競争構図などから、少しオフィスドラマのような雰囲気も感じられます。

 

ポイントを置くべき部分では、ミステリージャンル的な演出を見せながら味を出しており、声優たちの演技もそれにうまく沿っていました。原作の分量をすべて詰め込んでいるような構成ですが、大きく間延びする部分もなく流れが続いており、脚本もよく書かれていると言えるでしょう。原作をなぞっている感じなので、原作をよく知らない部分で見ると「ん?」と思う部分があるかもしれませんが、後で全部繋がってくるのが面白いです。

 

短所は、刺激的な展開が好きな視聴者にはやや合わないテンポだと思います。最近では見ることが難しくなった中国を舞台にした作品なので、このような背景に慣れていない視聴者には少し難しい要素があるでしょう。確かなことは、甘いロマンスとはかけ離れているということです。

 

また、アクション物を連想させる最初のオープニングとエンディングは、いくら考えても作中の雰囲気と合っていなかったと思います。2番目のオープニングとエンディングでは、それを意識してか大きく改善された姿を見せていました。

 

キャラクター性やストーリーの完成度は、伏線回収もよく練られており、有機的です。全体的に宮中内部の流れにキャラクターを適材適所でうまく溶け込ませているという感じです。主人公である猫猫の魅力については、いくつか思い浮かぶ言葉はありますが、何というか、うまく整理できないミステリアスな魅力としか言いようがありません。

 

 

 

 

◆ ゆびさきと恋

 

 

 

ジャンル :純愛、ドラマ

 

評価 :★★★☆☆

 

一言レビュー :舌まで痺れる甘さ

 

簡単なレビュー :生まれつき耳が聞こえないヒロインと、自分が経験したことのない国の文化や言語に関心が多いミステリアスな雰囲気のイケメンのラブストーリーです。イライラするような展開はなく、スピーディーかつスムーズに進むストーリーと、さりげなく入ってくるサイドカップルの物語です。

 

京アニで制作された聲の形のように、聴覚障害者として経験する人生の苦労や困難を積極的に描写するというよりは、ヒロインが使う手話に初めて関心を持った後、自分が知らない世界にいる相手に恋心を抱き、お互いが知らない世界を受け入れていくというストーリー的な装置として使われています。

 

おかげで、障害者が経験するいじめなどのつらい場面がないので、そのような部分に抵抗を感じる視聴者も問題なく見ることができます。鑑賞ポイントとしては、ところどころ可愛くデフォルメ化されるキャラクターたちと、歯が全部溶けるほどの甘さを見せる行動やセリフです。

 

純情漫画マニアで、ある程度の甘さには耐性がある私でさえ、我慢できずに何度も叫んだことがあるほどです。声優たちの演技も安定しており、純情漫画の核心である手を通じた感情表現も、手話をはじめ非常に印象的に表現されており、演出も印象的なポイントがいくつかあるので、純情漫画をよく見る人にはぜひチェックしてほしい作品です。

 

 

 

 

◆ 僕の心のヤバイやつ

 

 

 

ジャンル :青春ドラマ、純愛

 

評価 :★★★☆☆

 

一言レビュー :2クール目に入ってさらに濃厚になった制作陣の作品理解度

 

簡単なレビュー :1クール目では作画も少し不安定な感じがして、カット演出も不自然な感じが多かったですが、2クール目に入ってからは、作家との連携がうまくいったのか、作画や演出、カット配分すべてが向上しました。

 

普通、男性視聴者層はヒロインである山田杏奈に注目するかもしれませんが、制作陣に愛されているキャラクターは主人公の京太郎だと思います。京太郎が特に可愛く見えるように演出されているカットが多いんですよね。新しく登場したキャラクターである半沢ユリネや安堂カンナも、出番は短いですが印象的でした。

 

何よりも、今期荒木哲郎監督が担当したオープニング映像が見せる映像美が絶品です。モーションキャプチャを利用した体育館ダンスシーンはもちろん、カットごとに登場する圧倒的な美術作画は、口を開けて見入ってしまいます。個人的にとても好きな監督なので、早く次の新作が出てほしいです。

 

まとめると、僕ヤバ2期は少し残念な点があった1期よりもクオリティが上がり、繊細な感情描写演出、そして制作陣と声優陣の理解度がさらに高まった、ファンなら満足できるアニメーションだと思います。何よりも監督が意図した演出を理解しやすいように作られている点が気に入っています。

 

 

 

◆ 俺だけレベルアップ

 

 

 

ジャンル :アクション、アーバンファンタジー、ハンター

 

評価 :★★★☆☆

 

一言レビュー :アクション作画だけはレベルが高い

 

簡単なレビュー :○○ハンターというタイトルの流行を作った元祖とも言える韓国のウェブ小説およびウェブトゥーンが原作です。1話からの凄惨な声優の演技を添えたゴアな場面や、4話から炸裂する爽快なアクション動画など、見どころ的な要素が多かったです。

 

原作自体が非常に有名な作品ですが、原作に対する予備知識がなくても不便なく鑑賞できると思います。アニメの場合、脚本構成においては高い評価を下すのは難しいですが、それでも納得できるストーリーテリング構造だったと思います。

 

長所は、きれいな作画クオリティとアクション演出です。作画的な部分で非常に優れているとまでは言えませんが、崩れることなく安定した作画を維持しており、アクション演出については期待値をはるかに上回る作画を見せてくれました。

 

短所は、周辺人物に対する描写がほとんどない、主人公中心の展開ばかりだということです。少し間延びしたパートが存在し、原作がかなり昔の作品なので、キャラクターデザインの面でもトレンディさからは少し外れている感じがします。何よりも音楽的な演出が非常に残念な感じです。澤野弘之が参加したOST自体のクオリティはかなり良いですが、適材適所で使われているかというと少し疑問が残ります。

 

主人公を除けば、あまり印象に残るキャラクターがおらず、伏線回収も2期が出るまではすっきり解決する様子がないため、ドラマ的な部分やキャラクター描写(特に女性キャラクター)に焦点を当てた視聴者層にはアピールできる要素が少ないと思います。

 

 

 

 

◆ め組の大吾 救国のオレンジ

 

 

 

ジャンル :ドラマ、災害、熱血

 

評価 :★★★☆☆

 

一言レビュー :のめり込めばのめり込むほど熱くなるストーリー

 

簡単なレビュー :やや敷居が高いアニメです。まず、キャラクターデザインがトレンディではなく、特別救助隊員という素材も珍しいです。何よりも序盤の語り手として設定されている小野田駿の行動や、彼が見る主人公である十朱大吾の超人的だが凡人の思考では理解しがたい執念などは、このような漫画に触れたことのない視聴者には抵抗感があるかもしれません。

 

個人的には、子供の頃に面白く見ていため組の大吾の続編なので、関心があって見始めたので、敷居が少し低かったと思います。その時もそうだったと思いますが、今回の作品も救助隊の仮面を被った熱血スポーツ物、あるいはヒーロー物だと思います。

 

主人公たちのありえない超人的な執念とか、固い友情などですね。ストーリー展開も画面の内外で熱いです。毎話緊張を緩めることができない事件が続くので、見るのに意外と疲労感が高かったと思います。

 

短所としては、主人公たちの行動や性格にのめり込まないと理解しがたい領域だということです。もちろん人命を救助するという大前提があるので、妥当性はあるものの、少し過剰な面があります。すぐに序盤で自分の肩を自分で外して(!)構造物に挟まれた要救助者を救助したり、自殺に近い方法で救助する場面などが出てきます。このような過度に利他的な部分を不快に感じるなら、視聴するのは難しいかもしれません。

 

そして、昔の感性がある漫画であるだけに、カット演出やキャラクター像が少し古臭い感じを与えるのも敷居の一つだと思います。途中でスケジューリングを間違えたのか、総集編が2回も出てきたのもテンポを崩した理由の一つです。まとめると、のめり込んで見ていると何度も胸が熱くなるほど感情線を刺激する熱いアニメですが、その段階まで行くのが難関です。

 

 

 

 

◆ ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

 

 

 

ジャンル :宮中、回帰、悪役令嬢

 

評価 :★★★☆☆

 

一言レビュー :口だけで休むというハードワーカーの人生とは一体何なのか?

 

簡単なレビュー :タイトルの圧迫感があるかもしれませんが、実は悪役令嬢らしい要素は一切出てこないので、むしろ疑問に思う作品です。特定の時点で死んで再び繰り返すという回帰物としての性格が強く、さらにロマンス的な要素が強い作品です。

 

全体的にリーシェという主人公キャラクターの力が劇全体を引っ張っており、7回目の回帰をしながら習得した様々な知識と人物に対する情報をもとに、未来を切り開いていく進取的な姿が見どころです。

 

典型的な女性向けロマンス物の絵柄さえ克服できれば、ストーリーは興味深いので、無難に見ることができる作品だと思います。アルノルトの美貌や弟であるテオドールの美貌が、時々息を止めるほど作画に力を入れており、演出にかけた努力も際立っています。

 

残念だった部分は、後半に登場したミシェル・エヴァン先生に対するストーリーは、リーシェがやや受動的な立場で動いた構図なので、ややもどかしい流れでした。後半に脚本構成が緊張感に欠けるなど、少し脆弱になる側面がありますが、全体的に見ると原作以上に味をうまく生かした秀作と評価します。

 

 

 

 

◆ 魔女と野獣

 

 

 

ジャンル :ダークファンタジー、ピカレスク

 

評価 :★★☆☆☆

 

一言レビュー :ダークファンタジーから謎の青春物の味がする?

 

簡単なレビュー :原作自体が独特な雰囲気の作画であり、かなり過激な描写も入る作品でしたが、なぜかアニメではそのような要素がすべて抜けている感じです。

 

どんでん返しが好きだったり、悪党よりもっと悪質な人物が登場するピカレスク物を好むならおすすめできますが、作品自体は古典的な作法や演出を多く使用しており、少し古臭い感じがします。

 

アニメは原作の独特な雰囲気をうまく生かせておらず、全体的な配色があまりにも明るいトーンで構成されているのではないかと思います。もちろん原作を破壊するレベルではありませんが、かといって一気にまとめて見れるような没入感を与える感じでもありませんでした。

 

個人的には原作でパノラ&ヨハンエピソードが好きですが、アニメではやや活気のある(?)感じで表現されていて残念です。ヘルガと魔剣アシュガンのエピソードは原作でも少し曖昧なエピソードでしたが、アニメはまさに失望そのものの連続でした。最後のエピソードが過去編が展開されて急展開で終わるのも微妙です。確かに原作の流れを辿っているのに、原作の味が全くしないという奇妙なクオリティのアニメ化になってしまったので、個人的な評価は低いです。

 

気になる要素として、何が問題なのかわかりませんが、オープニング音楽の異常に大きな音量も気になりました。

 

 

 

 

◆ 勇気爆発バーンブレイバーン

 

 

 

ジャンル :メカ、勇者物

 

評価 :★★☆☆☆

 

一言レビュー :どこか抜けているけど、スパロボへの参戦は合格

 

簡単なレビュー :1話は神そのものが降臨したかのような衝撃でしたが、その後はエピソードごとにムラが大きかった作品です。メカ好きでも、その中でも勇者物という別のカテゴリーに含まれており、さらに踏み込んで、少しブロマンス(?)要素も消化しなければなりません。

 

作中の演出的な部分では、監督である大張正己のテクニックがすべて活用され、優れたメカアクションを見せてくれました。キャラクターのデザインもかなり良く、ブレイバーンのとぼけた演技を担当したのはもちろん、歌まで歌ってくれた鈴村健一の熱演も際立っていました。

 

ただし、メカ物を楽しめない視聴者には、やや作為的なキャラクターと古典的なストーリーの流れと結末のせいで、簡単にはおすすめできない作品です。本人が子供の頃に勇者物を見て育ったなら十分に鑑賞する価値がありますが、ストーリーの完成度を重視する視聴者には、粗雑な部分が残念に感じられるでしょう。このような点を考慮すると、やはりロボット物は良くも悪くも2クールは行かないと味がしないと思います。

 

個人的には2期が出るかは少し疑問ですが、とりあえずスーパーロボット大戦の次期作に出演することは確定ではないかと思います。

 

 

 

 

◆ メタリックルージュ

 

 

 

ジャンル :SF、アクション、ノワール、バディ物

 

評価 :★★☆☆☆

 

一言レビュー :第一印象は強烈だったルージュ、しかし結果はルーズ

 

簡単なレビュー :1クールに入る前にPVだけを見て最も期待していた作品を挙げるとすれば、私はこの作品を挙げるでしょう。それほどSFに対する渇望が強く、ジャズを採用したOSTも声優陣も良かったので、必ず成功するだろうという感じがしました。

 

しかし、そのような期待感を満たしてくれたのは、たった3話までだったと思います。その後は、あまりにも平凡な演出と間延びした展開の繰り返しでした。最後まで見てから言いたかったことは、何を言いたかったのかはわかるけど、その過程が良くなかったということです。

 

期待していたのは、特撮物を連想させる華麗なアクションと様々なSF設定、そして百合バディ物特有の切なさでしたが、いざ記憶に残っているものは何もありません。だから、なぜこのような設定を選んだのかという説明と演出があまりにも不足していたとしか言いようがありません。

 

評価すると、監督の前作であるキャロル&チューズデイよりもさらに迫力に欠けていたと思います。残ったのはOSTと、時々ポイントとして入ってくる変身演出と戦闘スーツのデザインです。そして、黒沢ともよの声優が好きですが、何か今回担当したキャラクターとはイメージが合わなかったという感じもします。1話で感じたゾクゾク感が長く続かなかった点と、エピソードごとのストーリー配分が後々まで残念に感じられると思います。

 

 

 

 

◆ 外科医エリーゼ

 

 

 

ジャンル :ロマンスファンタジー、医学、政治

 

評価 :★★☆☆☆

 

一言レビュー :前菜だけ出てきたけど、意外と美味しかった

 

簡単なレビュー :原作は韓国のウェブ小説です。序盤は作画枚数も不足しており、演出も平凡だったので、あまり関心がありませんでしたが、主演たちの演技と印象的な彩色のおかげで、ずっとチェックすることになりました。ただし、アニメとしては何か1クールで終わるには少し残念な部分で途切れてしまい、きちんと締めくくることができませんでした。

 

このような部分は、彼女が公爵邸に行かなければならなかった事情と似ているかもしれません。ウェブトゥーンを離れてアニメ自体の出来も悪くなかった公爵邸と比較すると、エリーゼはアニメ自体の完成度よりもウェブトゥーンの広報にもっと近いと思います。ぎくしゃくする動画や脆弱な背景美術が、予算があまり豊かではなかったことを証明しています。

 

結論を言うと、主演陣のまずまずの演技力と、それなりに魅力的だったキャラクター性と、華麗な衣装デザインがポイントです。短所としては、00年代のアニメを見ているような残念な演出と背景美術、音楽です。オープニングを見てとても驚きました。

 

ストーリー自体は、分別がなかった悪女が死んで罪を悔い改め、現代で医師の人生を送り、再び本来の悪女に戻って未来を変えていくという設定です。悪女物としてのクリシェはあまり強くなく、医学の方に焦点が当てられています。そして、ロマンスファンタジーとは言っても、ヒロインがあまりにも仕事に追われているせいで(笑)、甘い要素も大きくありません。むしろ、もう一つの歴史物を見ているような感じに近いです。個人的に一番きれいに描かれていたキャラクターは、ユリエン・ド・チャイルドです。彩色が素晴らしくうまくいっていると思います。

 

 

 

 

◆ 悪役令嬢レベル99 ~隠しボスですが魔王ではありません~

 

 

 

ジャンル :異世界転生、ファンタジー、悪役令嬢、勘違い物

 

評価 :★☆☆☆☆

 

一言レビュー :主人公が迷惑属性を持っている

 

簡単なレビュー :なぜ最後まで見ることになったのか考えると、キャラクターデザインと設定は悪くなかった程度です。残念な点は、設定を深く掘り下げれば掘り下げるほど面白くなるはずなのに、どうしても作者の限界なのか、終始浅くて軽い雰囲気で終わってしまうことです。

 

前期の悪役令嬢コメディ物だった私の推しは悪役令嬢のように、キャラクター同士の相性が合うコメディ路線で行けばまだしも、レベル99はとりあえずキャラクターを動かしておいて、作者が意識の流れのままに劇を展開させている感じが強いです。

 

最初はチート的な要素でスカッとする展開を期待しながら見ることになりましたが、中盤からはそのような要素もやや薄れて、悪役令嬢物としての疑問符がつきました。途中からはスローライフ物や領地物、日常物など、あらゆる要素を持ってきた感じもします。ドラゴンを捕まえて育てるエピソードからは視聴を止めそうになりましたが、なぜか最後まで見ることになりました。

 

結果的に、本格的な悪役令嬢物としてのドラマやサスペンスというよりは、構図だけを借用してきた4コマ漫画のようなコメディジャンルのアニメとして見るのが正しいと思います。キャラクターの表情描写や声優たちの演技を見る面白さはありました。

 

 

 

 

◆ 魔都精兵のスレイブ

 

 

 

ジャンル :エロコメディ、ハーレム物、バトル物、アーバンファンタジー

 

評価 :★☆☆☆☆

 

一言レビュー :こうなるならいっそ魔法少女にあこがれてみたいにブレーキでも壊してみろ

 

簡単なレビュー :原作に対する情報もそれなりに持っている状態で見たので、完全に客観的にこのアニメを見ることはできませんでしたが、それでも平均レベルの完成度は見せてくれたと思います。

 

原作ファンが泣き叫ぶような大惨事級のアニメというには、原作の流れはよく辿っており、サービスシーンでも努力した部分が見られます。

 

擁護しにくい部分を挙げるとすれば、彩色と昭和時代かと思うような野暮ったいアクション演出です。後半に行けば行くほどアクションシーンのクオリティが急激に落ちていくのが酷かったです。サービスシーンは、同時期に非常に優れた競合作があったため、相対的に被害を受けたようです。

 

原作は陰影表現がかなり印象的でしたが、アニメでは彩色の問題なのか、そのようなものがうまく表現されておらず、アクションパートはもう言うまでもないレベルですね。個人的に一番作画が良かったのは、他でもない八千穂だったと思います。

 

正直な感想として、サービスシーンで声優たちがもっと開き直ってくれたら良かったのではないかという残念な気持ちです。これは監督のディレクティングの問題でもあると思います。制作陣がみんな一線を守ろうとしているのが見えました。魔法少女にあこがれてが原作よりも過激に出たとしたら、魔都精兵は逆に原作よりも過激さが低いです。ブルーレイが出たら評価が変わるかもしれませんが、とりあえずTVA評価としては残念な点が多いです。

 

2期ではもっと深いサービスシーンが出る予定ですが、果たして今回のように一線を守るのか、それとも大胆にブレーキを壊してしまうのかが気になります。

 

 

 

 

◆ ラグナクリムゾン

 

 

 

ジャンル :ダークファンタジー、アクションバトル

 

評価 :★☆☆☆☆

 

一言レビュー :原作の最大の強みまで破壊してしまった

 

実は原作に対するファン心で最後まで見ましたが、クオリティはとても良いとは言えません。迫力満点のアクションが素晴らしかった作品なのに、アニメは低予算特有の静止画と失笑が出るような粗末なエフェクトで台無しになっています。その場に立ってシュッシュッするのがほとんどです。

 

せめてもの救いは声優たちの熱演くらいでしょうか。特にクリムゾン役の村瀬歩の演技は見ながらずっと感嘆していました。久しぶりに見た能登麻美子の間の抜けた演技も良かったです。

 

SILVER LINK.は多作をたくさんする制作会社なので、クオリティに対する不安は最初からあり、期待値も低かったですが、「それでもこれはちょっと…」と思う部分が多かったです。とにかく2クール以内に目標としていたストーリーはきれいに終わらせたという点くらいは高く評価できるポイントです。残念です。

 

 

 

 

視聴を止めた作品

 

 

イ スーラ:1話のビジュアルと演出は感心しましたが、3話から脚本がなぜこのように構成されたのか疑問だけが残ったまま視聴を止めました。

 

道産子ギャルはなまらめんこい:主人公の性格と行動に我慢できずに脱走。構図が典型的なラブコメのクリシェを辿るので、期待感がどんどん低くなりました。

 

ダンジョン飯:原作やアニメに問題があるわけではありませんが、どうしても私の好みには合いませんでした。作品の評価は概ね好評一色なのでおすすめです。

 

佐々木とピーちゃん:原作を見ていない立場からすると、大きなストーリーの幹が一体何なのか疑問だけが残り、じわじわと痒いだけでなかなか進展しない劇中の展開が残念でした。

 

ぽんのみち:もうスポーツ物としての麻雀アニメは見られないのだろうか?雀が麻雀を打つところから見る勇気を失ってしまいました。

 

結婚指輪物語:4話で我慢できずに視聴を止めました。主人公はむしろ好感を持てるのに、ヒロインたちの行動が気に入らなかったです。

 

明治撃剣-1874-:アクション活劇か、ミステリー物だと思ったら、意外と歴史物に近い知識を要求されました。何よりもアクション動画ががっかりでした。

 

キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編:アニメオタクならキャプテン翼くらいは見とかないと、と思いましたが、やはり敷居が高かったです。オープニングの歌は良かったです。

 

百千さん家のあやかし王子:後半に予想される面白い要素がありそうですが、序盤のめり込みが難しかったです。

 

姫様“拷問”の時間です:ダイエットのために止めました。

ウェブジン インベンイ・ムンギル記者
2024-04-12

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